新体操をしてる小学生女子のLさんが膝の痛みで来院されました。
整形外科の診断ではオスグッド病とのことでした。
通常オスグッド病では膝にあるお皿(膝蓋骨)の下の部分が痛みます。
Lさんの場合はどうもお皿の周り全体に痛みがあるようです。
ご本人に詳しく話を伺ってみると、練習中は痛みがでるが、日常生活にはさほど支障がないとのこと。
膝に触れてみるとお皿の周囲(膝の関節包)が固くなり、お皿の動きが悪くなっていることがわかります。
まずはいつも通りに全体のアライメントを整えます。これはどのような症状に対しても基本の施術となります
膝のアライメントも整え、そして最後に膝のお皿の周囲を手でソフトに緩めていきました。
施術後は痛みがだいぶ改善したようでした。
数日は膝に無理をかけないようにアドバイスし、一週間後に再診してもらうことにしました。
その後、週一回のペースで一月ほどの施術で痛みはほぼなくなりました。練習に支障がない程度まで、改善しましたのでここでひとまず治療を終了することにいたしました。
オスグッド病に診断がついても、スポーツを続けたられる場合が以外と多いようです。発育期の膝の痛みについてもお気軽にご相談下さい。