ダンスは身体を用いた表現行為であり、本格的に取り組む場合、身体に損傷を与える可能性があります。
このため、ある程度の肉体的な負担や故障は避けられないことがあります。
しかしながら、ダンスのパフォーマンスを向上させるために、プロやアマチュアダンサーは、自分の体を可能な限り最大限に活用するために、自分の体に最適な方法で取り組んでいます。
つまり、怪我や故障を最小限に抑えながら、自分の体をより良く使うために、施術を受けることが必要です。
特に、体に痛みや違和感を感じていなくても、施術を受けることによって、怪我の予防やパフォーマンスの向上に役立ちます。
体を適切に手入れすることで、眠っていた可能性を大きく広げることができます。
つまり、ダンスに取り組む人にとって、そのパフォーマンスを向上させるために、適切な手入れは欠かせない重要な要素であると言えます。
来院されるダンサーからよく伺う体の悩みとしては、以下のようなものがあげられます。
- 筋肉の痛みや緊張: ダンスは体の激しい動きを要求するため、特定の筋肉が疲労や緊張によって痛むことがあります。特に、踊りの種類や振付によって、特定の筋肉が偏りやすくなることがあります。
- 関節の痛みや捻挫: ダンサーは様々な動きを行うため、関節に負担がかかりやすく、痛みや捻挫が生じることがあります。特に、ジャンプや回転などの高負荷の動作が関節にストレスをかけます。
- 柔軟性の低下: ダンサーは柔軟性が重要ですが、継続的なトレーニングやパフォーマンスにより、柔軟性が低下することがあります。柔軟性の低下は、動きの制限や怪我のリスクを高める可能性があります。
- 姿勢の歪み: ダンスの練習やパフォーマンス中に、不適切な姿勢が身につくことがあります。これにより、背骨や骨盤の歪みが生じ、筋肉のバランスが乱れることがあります。
- 疲労やストレスの蓄積: ダンサーは長時間のリハーサルやパフォーマンスを行うため、身体的な疲労や精神的なストレスが蓄積されやすくなります。これにより、パフォーマンスの質やモチベーションに影響が出ることがあります。
- 怪我やリカバリーの遅れ: ダンス中に怪我をした場合、完全なリカバリーまで時間がかかることがあります。その間、パフォーマンスの制限や練習の欠如が生じる可能性があります。
- 上半身の緊張感が抜けない
- 腕や肩の動きが小さい
- 左右の脚の安定感に差がある
- 回転軸が安定しない
- 体重が脚の外側に乗ってしまうため、拇指側に体重が乗らずO脚ぎみになってしまう
- 左右の股関節の開きの差が大きい為、股関節を痛めてしまう
また、痛みや関節の動きに制限があることや体の中に硬い部分があることがあります。
これらの症状は、筋肉や骨格の釣り合いが崩れたり、中心軸のずれが原因で起こることがあります。
そのため、無理に揉みほぐすことや体を無理にひねることは改善につながりにくいです。
しかし、施術によって体の歪みが整えられると、上半身の無駄な力みが抜け、中心軸が整うため、回転運動の正確さが向上し、関節の可動域が大きくなることがあります。
また、動きの左右差や固くなった筋肉、筋肉痛などの症状も、体の中の歪みを整えることで瞬時に改善することがあります。
施術によって、体の歪みを整え、健康的な状態に戻すことができます。そのため、定期的に施術を受けることをおすすめします。
いざ本番という時に、日頃培った実力を発揮できないことは残念なことです。