生理痛・PMS・更年期障害

女性特有の不調について

当治療室を訪れる方の約8割は女性です。

 これには健康に対する意識が、男性より女性のほうが高いことが関係しています。

 女性はホルモンの変調など、大きな体調の変化を実感しながら生活していることのあらわれであると思います。

 女性が快適な生活を送っていくには、男性以上にこまめな体のお手入れが必要になります。

生理中は子宮を収縮させるホルモンが分泌されますが、このホルモンの分泌が過剰になることが生理中の腹部の痛みの原因となります。

 また冷えによる循環の不良によって、このホルモンが骨盤内に留まってしまうことも痛みの原因となります。

思春期から増え始めた女性ホルモンは30代半ばを過ぎると急速に減っていきます。女性が体験するこの時期の不調はこのことが原因によるものです。

女性が避けて通れないホルモンの変化による不調を抑える為には、体の機能を正常な状態で維持しておくことが必要です。

 体の歪み(アライメント)を整えておくことで、生理前後の痛みや不快な症状、中高年期の心身の不調を最小限に抑えることが期待できます。

女性ホルモン
女性ホルモンの分泌量の変化 参考 日本産婦人科学会