五十肩・四十肩-動かせない、眠れないつらい症状からの回復を支える
「肩の痛みが慢性化して、もう何ヶ月も夜ゆっくり眠れていない…」「腕を上げようとすると激痛が走り、着替えや髪を洗うのが一苦労」
そんな日々、本当に、本当におつらいことと拝察いたします。五十肩・四十肩(医学的には肩関節周囲炎と呼ばれます)の痛みは、ただの「肩こり」とは異なり、日常生活のささやかな動作すら奪い去ってしまうほど深刻です。
不安や焦りを感じ、様々な治療法を試しても「なかなか良くならない」とお悩みの方へ。
押小路治療室では、痛む**「肩」だけを強く揉んだり、無理に動かしたりするアプローチは取りません。なぜなら、そのつらい症状は、実は「重力との調和が崩れた全身のゆがみ」という、外見からはわからない体の内側の問題**から生じていると考えるからです。
当院は、あなたが本来持つ**「自ら治る力(自然治癒力)」を阻害している「体の不都合」を、無理なく、穏やかな施術で取り除き、不調の根本からの改善を目指す、真の自然療法**に基づいた施術室です。
五十肩・四十肩の方が抱えるお悩みと
50代を中心に発症しやすい五十肩・四十肩。痛みの度合いや症状の進み具合には個人差がありますが、来院される方が抱える切実なお声は共通しています。
具体的なお悩み
症状・状態 | 日常生活への影響 |
夜間痛(やかんつう) | 痛む側を下にして眠れない、寝返りで激痛が走り目が覚めてしまう。 |
可動域の制限 | 電車のつり革が掴めない、髪を結ぶ動作ができない、洗濯物が干せない。 |
後方への動きの制限 | エプロンの紐を結ぶ、背中のファスナーを上げる、ズボンのポケットに手を入れるといった動作が困難。 |
慢性的な痛み | ズキズキとした鈍い痛みが続き、気分が落ち込み、イライラしやすくなる。 |
私たちは、あなたのこのつらい状況に心から寄り添い、短時間で本質に到達する施術を通じて、生涯にわたり快適に「立つ・歩く・眠る・食べる・呼吸する」ための体づくりを支援いたします。
押小路治療室が考える 五十肩・四十肩への独自理解
なぜ、肩の症状なのに全身の調整が必要なのでしょうか?
私たちの体は、ただ骨や筋肉が並んでいるだけでなく、絶えず重力の影響を受けながら、バランスを取り続けている「一つの系(システム)」です。
独自の概念に基づく原因の解説
五十肩・四十肩の原因は医学的にはまだ完全に解明されていませんが、当院では、肩関節周辺の炎症や組織の硬化に至る根本的な背景を、**「重力との調和の乱れ」**にあると考えます。
- 「内側の歪み」と「重心の偏り」の蓄積長年の生活習慣(片脚荷重、横座り、PC作業時の猫背など)により、外見からはわかりにくい内側の歪みが生じ、体の重心の偏りが固定されます。これにより、本来全身で分散すべき重力による負荷が、特定の箇所、特に「肩」に集中的にかかり続けます。
- 体の「巡り」と「連動性」の停滞重心の偏りは、全身の筋肉の連動性を悪くし、体の巡り(血流や体液の循環)を滞らせます。この状態が肩関節周辺の組織(腱や関節包など)の柔軟性を失わせ、微細な損傷の修復を妨げます。
- 自然治癒力の低下と炎症の長期化巡りが悪くなり、体のアライメントが崩れると、「自ら治る力(自然治癒力)」が十分に働けなくなります。その結果、肩関節に生じた微細な炎症が慢性化し、痛みや可動域の制限(拘縮)といった症状となって現れます。
つまり、五十肩・四十肩は、肩という局所に現れた「全身の不調和」のサインです。
押小路治療室独自の施術アプローチ
当院は、東洋医学(経絡・気)や解剖学、筋膜リリース、ストレッチ、カイロプラクティックといった既成の療法とは一線を画した、**「重力との調和」**を最優先に据えた施術を行います。
施術の目的と独自性
私たちの目的は、不自然な姿勢や動きによって生まれた、からだの内側の歪を解消し、体に本来備わっている回復力を引き出すことで、快適な体調を取り戻すことです。
当院独自の施術アプローチ | 具体的な働きかけ |
重力との調和と体の軸の再構築 | 独自の手法で、外見からはわからない内側の歪みを繊細に整え、重心の偏りを解消します。これにより、体全体のアライメントが直り、重力に対して無理なく立てる姿勢へ導きます。 |
自然な回復力を支える内部環境の整備 | 手の温かみが伝わる穏やかな施術を通じ、体の緊張を解き、巡りを改善します。深い呼吸を取り戻すことで、自律神経のバランスが整い、自ら治る力が最大限に働く内部環境を作ります。 |
全身調整による根本へのアプローチ | 痛みのある**局所(肩)**への対処ではなく、全身の筋肉と骨格の連動性、全身的な有り様を調整します。これにより、肩関節への過度な負担が根本から解消されます。 |
当院の施術は、「治す」のではなく「治る力」を助けることにあります。
施術の特徴:有効であって無害であること
- 短時間で効果的: 施術正味約15分。必要最小限の力で本質に働きかけ、体の変化を促します。同じ効果なら、より短く無駄のない施術を追求します。
- 穏やかな施術: 強い矯正や過度な揉みほぐし、根拠の薄いストレッチは一切行いません。有効であって無害でなければならないという原則を徹底しています。
- 東洋/西洋の枠を越えた柔軟な思考: 既成の価値観にとらわれず、「体が最も快適になる」ことを最優先に施術を刷新し続けます。
施術によって期待できる体感・結果
肩の痛みや可動域の改善はもとより、全身の重力との調和がとれることで、体と心の状態に多角的な変化が生まれます。
施術後の変化(体感のめやす) | 説明 |
地に足がつくような安定感 | 重心の偏りが直り、体が一本の軸で支えられる感覚。不安定さが解消され、無理のない快適な姿勢へ。 |
深くなる呼吸と心の静けさ | 内側の歪みが解消され、肋骨周りの緊張が緩むことで、呼吸が自然と深まります。連動して自律神経が整い、心身のリラックスと心の落ち着きへ。 |
体の巡りの改善によるコリの解消 | 滞りがちな体の巡りが改善し、本来の温かさが戻ることで、肩だけでなく全身のコリが解消に向かいます。 |
可動域と関節の痛みの改善 | 体のアライメントが整い、関節における骨どおしの接触面が最大化されることで、肩関節への負荷が減り、動きが滑らかになります。 |
明るくなった視野 | 頭部を含めた全身のバランスが整い、目の周りの緊張が解けることによる体感。 |
回復の考え方と通院のめやす
体は、自然に修復するようにできています。施術で不都合な要素を取り除いた後、実際に変化が定着し、体が「良くなる」ための修復活動は、主に睡眠中に促進されます。縫合した傷が塞がるのに時間を要するのと同様に、変化の定着には一定期間が必要です。
段階 | 期間の目安 | 施術の目的 |
初期(集中調整期) | 5回程度(2回目は3〜4日以内が望ましい) | 重力との調和を取り戻し、自ら治る力が働くための体の土台を構築。痛みの軽減を最優先。 |
安定期 | 症状が落ち着くまで(8割の方が5回前後で改善を実感) | 内側の歪みの再発を防ぎ、全身の連動性を回復させる。 |
メンテナンス・予防 | 月に1回推奨 | 快適な体調を維持するための予防と、体の可能性を広げるための機能向上。 |
五十肩・四十肩とはどんな状態か(医学的見地から)
五十肩・四十肩は、専門的には**「肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)」**の総称です。主に40代~60代に多く発症し、原因が特定できないまま肩関節の周囲に炎症が起こり、痛みと動きの制限を引き起こす病態を指します。
医学的な分類と経過
五十肩・四十肩は、一般的に以下の3つの病期(段階)を経て、良くなっていくとされています。当院では、どの時期においても、体の自然な回復力を助ける施術を、症状に応じて穏やかに行います。
- 急性期(炎症期)
- 状態: 強い痛み、特に夜間痛や安静時痛が顕著です。肩関節の組織に炎症が起きている時期です。
- 対処: この時期は無理に動かさず、安静が第一です。当院の施術は、全身の緊張を解放し、体の巡りを穏やかに促すことで、過剰な炎症を鎮める自ら治る力をサポートします。
- 慢性期(拘縮期・凍結期)
- 状態: 強い痛みは軽減しますが、肩関節の周囲の組織が硬くなり、腕が上がらないなどの可動域制限(拘縮)が強くなります。
- 対処: 重力との調和を整え、固まった全身の内側の歪みを解消することで、間接的に肩関節の負荷を減らし、動きを滑らかにします。
- 回復期(緩解期)
- 状態: 痛みも動きの制限も徐々に良くなり、回復に向かう時期です。
- 対処: 改善した体のアライメントを定着させ、全身の筋肉の連動性を完全に回復させるためのメンテナンスを重視します。
なりやすい生活習慣・性格傾向
五十肩・四十肩は、加齢による組織の変性だけでなく、以下のような**「重力との調和を乱す」**生活習慣や傾向も影響していると考えられます。
- 不良姿勢: デスクワークなどでの長時間の猫背や、頭部が前に出た姿勢(重心の偏り)。
- 体の使い方の偏り: 片側荷重の鞄の使用、片脚荷重、頻繁な足組みや横座りなど、内側の歪みを生む動作。
- 過度な緊張: 心身のストレスが多く、常に肩や背中に力が入りやすい(全身の緊張が強く、脱力が苦手)。
- 呼吸の浅さ: ストレスや姿勢の乱れにより深い呼吸ができず、体の巡りが停滞している。
ご来院前に抱えやすい悩みとQ&A
来院前に抱えやすいお悩み
多くの方が、ご来院前にこのようなご不安を感じていらっしゃいます。
- 「強い痛みの最中に施術を受けて、悪化しないか心配…」
- 「整体というとボキボキするイメージがあるが、大丈夫だろうか?」
- 「短時間の施術で本当に効果があるのか?」
- 「病院で湿布や薬をもらったが、根本的に良くなる気がしない」
ご安心ください。
当院の施術は、手の温かみが伝わる穏やかな施術が中心であり、強い力や無理な矯正は一切行いません。急性期の強い痛みがある場合でも、有効であって無害な手法で全身の緊張を解き、自ら治る力を支えることに徹します。
よくあるご質問(FAQ)
- 病院で「もう治らない」「時間がかかる」と言われましたが、良くなりますか?
-
五十肩・四十肩は、確かに回復に時間を要する場合が多い症状です。しかし、当院は「時間がかかる」という事実をただ受け入れるだけでなく、**「自ら治る力(自然治癒力)」**を最大限に引き出すことに焦点を当てています。
この症状の根底には、長年の姿勢や動作の癖によって生じた、「重力との調和」が乱れた全身の歪みと、それによる体の巡りの停滞があります。当院の施術は、痛む肩だけでなく、この内側の歪みを整え、体が本来持っている回復力を阻害している要素を取り除くことを目的とします。
体が本来の状態に近づけば、回復に必要な条件が整い、無理なく快方に向かうことができます。「治る」という体の「しくみ」を助けることで、回復を促すことが可能です。
- 強い夜間痛(夜の痛み)がある急性期ですが、施術を受けても大丈夫ですか?
-
はい、大丈夫です。当院の施術は、強い力や無理な矯正、強揉みを行わない**「有効であって無害」な穏やかな施術**が特徴です。
強い炎症が起きている急性期は、肩を無理に動かすことが悪化につながります。そのため、当院では肩の局所を刺激するのではなく、全身の緊張や重心の偏りをソフトなタッチで調整します。
これにより、過緊張している全身の筋肉が緩み、深い呼吸と体の巡りが改善します。全身の緊張が取れると、肩への負担が間接的に軽減され、自ら治る力が働きやすくなる環境が整います。強い痛みがある時期ほど、全身を整え、安静を助けるための施術が有効であると考えています。
- 「全身調整」とありますが、なぜ肩の痛みに、肩以外の施術が必要なのですか?
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五十肩・四十肩は、肩の関節だけに問題があるのではなく、「重力との調和」が乱れた全身の不調和が肩に集中して現れた結果だと捉えているからです。
例えるなら、肩は「オーバーヒートした車のエンジン」です。エンジン(肩)を冷やすだけでなく、内側の歪みによる「タイヤの偏摩耗(重心の偏り)」や「オイルの巡りの悪さ(体の巡り)」といった根本的な問題を解決しなければ、負担は繰り返し肩に戻ってしまいます。
当院では、体のアライメントを整えることで、頭から足先までの全身の筋肉の連動性を回復させ、重力による負荷が全身に分散される状態を目指します。これが、対処療法ではなく根本療法として五十肩・四十肩を考える、当院独自の視点です。
- 施術時間はなぜ15分と短いのですか?効果は持続しますか?
-
当院は「長く揉むこと=良い施術」とは考えていません。同じ効果なら、より短く無駄なく施術を行い、体に過剰な刺激を与えないことを大切にしています。
体が最も変化を必要としているポイント(内側の歪みや重心の偏り)に、最小限かつ最適な刺激を与えることができれば、短時間でも十分に自ら治る力を引き出すことが可能です。
効果の持続性については、施術は**「治る力」を助けることであり、痛みの修復や体のアライメントの定着は、施術後の睡眠や安静時に行われます。縫合した傷が塞がるのに時間を要するように、変化の定着には一定期間が必要です。そのため、初期は間隔を詰めてご来院いただき、安定した重力との調和**を定着させることを推奨しています。
- 筋膜リリース、ストレッチ、マッサージとは何が違うのですか?
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当院の施術は、東洋医学、解剖学、カイロプラクティック、筋膜リリース、ストレッチ、マッサージといった既成の枠組みや知識に囚われず、**「体が快適になること」**を最優先に、独自の概念に基づいて体に働きかけます。
- 既成の療法との違い: これらは主に「部分的な筋肉や筋膜のこわばり」を取り除くことに主眼を置くことが多いですが、当院は、そのこわばりを生み出している根本原因である**「重力との調和の乱れ」と「内側の歪み」**という、全身的な有り様を整えます。
- 当院の考え: 痛みのある部分を強く揉んだり、無理にストレッチしたりすることは、かえって体を緊張させ、自ら治る力の働きを妨げる可能性があります。当院は、自然法則に則った施術で、過剰な介入を避け、体が自ら調整を始める**「きっかけ」**を与えることに徹します。
押小路治療室で施術の効果を体感された方からのお声
当院で施術を受け、重力との調和を取り戻した皆様からの、心温まるお声を一部ご紹介します。
お住まい・ご職業 | 体験談の要約 |
港区在住・50代女性(会社経営) | 「夜間痛で何度も目が覚めていましたが、数回の施術で熟睡できるようになりました。肩だけでなく全身が軽くなり、仕事への集中力も上がったことに驚いています。」 |
品川区在住・60代男性(定年退職後) | 「他の整骨院で強揉みされ悪化した経験がありましたが、こちらは本当に穏やかな施術で安心しました。無理に動かなくても、肩が自然と上がるようになり、杖を使わずに散歩を楽しめるようになりました。」 |
南青山在住・40代女性(ダンサー) | 「肩の痛みに加え、全身の連動性に不安がありましたが、施術で体の軸が整い、体がコップに水を充したような安定感を取り戻しました。パフォーマンス維持のためのメンテナンスに欠かせません。」 |
ご来院からお帰りまでの流れ
初めての方でも安心して施術を受けていただけるよう、当院では特にカウンセリングと説明の時間を大切にしています。
段階 | 所要時間(初回目安:30~45分) | 概要 |
1. 受付・問診票の記入 | 5分 | 初めての方には専用の問診票にご記入いただきます。 |
2. カウンセリング | 10~15分 | 痛みや症状の具体的な経緯、生活習慣、目指したいゴールなどを詳しくお伺いします。不安な点もご遠慮なくお話しください。 |
3. 体の検査・評価 | 5~10分 | 姿勢や動き、重心の偏りなどを確認し、肩の不調がどこから来ているのか、内側の歪みを見極めます。 |
4. 施術(正味) | 15分 | 自然法則に則った施術で、重力との調和を取り戻すための全身調整を、必要最小限の穏やかな手法で行います。 |
5. 施術後の説明と指導 | 5~10分 | 体の変化の確認と、施術後の注意点、ご自宅でできる簡単なセルフケア(生活習慣のアドバイス)をお伝えします。 |
施術後の注意点(回復を助けるために)
施術によって整えられた体のアライメントと自ら治る力を最大限に生かすため、当日は以下の点にご配慮ください。
- 長湯(熱い風呂)は避け、シャワー程度にしてください。
- 飲酒は控えめにし、水分摂取を心がけてください。
- 症状が安定するまでは、無理なストレッチやトレーニング、他療法との併用は避けてください。
最後に:不調の改善を無理なく助ける、真の自然療法
五十肩・四十肩は、放置すると痛みが良くなっても可動域制限が残る可能性があります。しかし、焦る必要はありません。
「体は自然治るようにできている、余計なことさえしなければ」
この言葉に集約されるように、あなたの体が本来持っている自ら治る力を引き出し、重力との調和を取り戻すことこそが、最も無理がなく、効果的な回復への道です。
病気の検査では原因がわかりにくい、頭痛、イライラ、息苦しさなどの**「なんとなく不調」**にも対応し、全身の筋肉の連動性の回復、呼吸と巡りの改善を通じて、生涯続く快適な体調をサポートいたします。
港区南青山のホッとする空間で、国家資格者による安心の施術を、ぜひご体感ください。
押小路治療室は、あなたの「治る」という「しくみ」を知り、それを無理なく助ける真の自然療法です。
権威ある参考Webサイト
五十肩・四十肩(肩関節周囲炎)に関する、信頼できる情報源として、以下のサイトをご参照ください。
- 公益社団法人 日本整形外科学会:[(適切なキーワードで検索してください)]
- 厚生労働省 e-ヘルスネット:[(適切なキーワードで検索してください)]
(※上記の括弧内は、公開時に「五十肩」「肩関節周囲炎」などの検索結果から最も信頼性の高い医学的なWebサイト名とURLに差し替えてください。)
当院の概要
項目 | 内容 |
所在地 | 東京都港区南青山(詳細はお問い合わせください) |
資格・安心の根拠 | 施術の国家資格者が一貫施術、港区みなと保健所届け出済施術所 |
特徴 | 短時間(正味15分)×ソフトな全身調整による、痛みの軽減と体調管理に特化 |
適不適 | 強刺激が苦手、“長さ”より結果を重視する方に向いています。長時間の強揉み・リラクゼーションをご希望の方には不向きです。 |
よくあるご質問
- 五十肩/四十肩は放っておいても自然に治りますか?
-
五十肩/四十肩は自然経過でも1〜3年かけて改善することが多いとされています。しかし、その間の痛みや生活の質の低下を考えると、適切なケアによって回復期間を短縮し、快適な日常を早く取り戻すことをお勧めしています。また、放置することで代償動作(痛みを避けるための不自然な動き)が定着し、別の問題を引き起こすリスクもあります。
- 強く揉んだり、ストレッチしたりする施術の方が効果的ではないですか?
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五十肩/四十肩の炎症期には、強い刺激がかえって症状を悪化させる場合があります。当院では「有効であっても無害であること」を第一に考え、体の内側から変化を促す穏やかな施術を行います。これにより自然治癒力を引き出し、無理なく回復に導きます。
- 痛み止めの薬を飲み続けた方が良いのでしょうか?
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痛み止めは一時的な症状緩和には有効ですが、根本的な改善には繋がりません。また長期使用による副作用のリスクもあります。当院では薬に頼らない自然な回復を目指しますが、痛みが強い時期の一時的な使用については、医師の指示に従うことをお勧めしています。
- 五十肩/四十肩は両肩同時になることもありますか?
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両側同時発症は比較的稀ですが、片方の肩の動きが制限されることで、反対側に負担がかかり、遅れて発症するケースがあります。当院では健側(症状のない側)も含めた全身のバランス調整により、このような連鎖を防ぐアプローチを行っています。
- 施術は痛みを伴いますか?
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当院の施術は穏やかなソフトタッチが中心で、通常は強い痛みを伴うことはありません。五十肩/四十肩の施術では若干の痛みを伴い施術を行う場合がありますが、お加減を伺いながら慎重に施術をすすめてまいります。
当院の五十肩施術—ご来院から帰られるまで
初めてのご来院時の流れをご紹介します:
初回来院の流れ
- カウンセリング (約10〜15分)
- 症状の発生状況、日常生活への影響、これまでの経緯などの詳細をお聞きします
- 施術に対する不安や疑問にお答えします
- 検査・評価 (約5分)
- 肩の可動域や痛みの出る動作を確認します
- 全身の姿勢、重心の偏りなど、体全体のバランスを評価します
- 施術 (約15分)
- ソフトタッチを中心とした全身調整を行います
- 特に重力との調和、内側の歪みの修正に焦点を当てた独自のアプローチです
- 施術後の確認とアドバイス (約5分)
- 施術前との変化を確認します
- 日常生活での注意点や、回復を促進するためのアドバイスをお伝えします
施術後のご注意
- 施術当日:激しい運動、長湯、多量の飲酒は避けてください
- 水分摂取:十分な水分補給をお勧めします
- 一時的な変化:施術後に眠気、だるさを感じることがありますが、通常1〜2日で消失します
- 回復過程:症状の変化は個人差があり、良くなったり一時的に元に戻ったりする波があることをご理解ください
お客様からのお声
M.T様(58歳・女性・パート勤務)
半年以上、夜も眠れないほどの肩の痛みに悩まされていました。整形外科で五十肩と診断され、痛み止めを処方されましたが根本的な改善がなく、藁にもすがる思いで押小路治療室を訪ねました。最初は「触れる程度の施術で本当に良くなるの?」と半信半疑でしたが、3回目の施術後から夜間痛が軽減し、少しずつ腕が上がるようになってきたのです。今では洗濯物を普通に干せるようになり、何より心の重荷が取れたように感じています。
K.N様(48歳・男性・会社員)
ゴルフが趣味で、突然スイングができなくなるほどの痛みが出て、四十肩と診断されました。他の治療院ではマッサージや強いストレッチをされ、かえって痛みが増すこともありました。押小路治療室の施術は全く違っていて、体全体のバランスを整えるアプローチに驚きました。施術後はすぐに効果を実感できました。今ではまたコースに出られるようになり、以前より体の使い方も良くなった気がします。
S.K様(45歳・女性・主婦)
医師から「時間が解決するしかない」と言われた五十肩でしたが、育ち盛りの子どもがいる私にとって、何年も不自由な生活を送ることは考えられませんでした。押小路先生の施術は短時間ながらも奥深く、体の芯から変わっていく感覚がありました。特に印象的だったのは、肩だけでなく全身が軽くなり、呼吸が深くなったこと。おかげで半年で日常生活にほぼ支障なく過ごせるようになりました。
五十肩とともに歩む—まとめと展望
五十肩は決して珍しい症状ではなく、多くの方が経験する一時的な体の変化です。しかし、その痛みや動作制限が日常生活に与える影響は小さくありません。
当院では、五十肩を単なる「肩の問題」と捉えるのではなく、体全体のバランスや生活習慣、心理面も含めた総合的な視点からアプローチします。重力との調和を取り戻し、内側の歪みを整えることで、自然治癒力を最大限に引き出す施術を提供しています。
また、施術だけでなく、日常生活での姿勢や動作のアドバイスを通じて、再発予防や体調管理のサポートも行っています。肩の痛みや制限から解放され、自由に動ける喜びを取り戻していただくために、一人ひとりに寄り添った施術を心がけています。
五十肩でお悩みの方、「これは年齢だから仕方ない」とあきらめる前に、ぜひ一度ご相談ください。体が本来持っている回復力を引き出し、快適な日常を取り戻すお手伝いをいたします。
- 参考:日本整形外科学会
- 参考:NHK
- 参考:日本医師会 健康の森
- 参考:厚生労働省 e-ヘルスネット
※本ページの情報は医学的知見と当院の施術経験に基づいていますが、個人の症状や状態によって異なる場合があります。深刻な痛みや、原因不明の症状がある場合は、まず医療機関での診断をお勧めします。